胃カメラにも歴史があって多くの人が同時に画像を見る事が可能

この胃カメラも、鼻や口から入れるタイプがあります。鼻からと口から入れる胃カメラの違いがあります。鼻からのタイプのものは、10年ほど前から多く採用されるようになりました。その前までは、多くのクリニックで口から入れるタイプを採用していました。鼻からのタイプでは、喉への刺激が少なくて済みますので、嘔吐反射が少なくて済むのが特徴です。検査中でも、医師と会話をする事も出来ますから、ストレスなども無いのがメリットです。鼻からの胃カメラも、そのコスト面が高い事があります。管を細くすればするほど、カメラを小型にすればするほどに製造する費用が高く付きます。更に、そのカメラを使っての診断が少し難しいのも特徴です。多くの経験を必要とするので、医師の腕も確実な判断力が求められます。

胃カメラでは、総胆管結石も早期に治療が可能になり、開腹もしなくても良いのがメリットです。傷跡を残さずに、小さな傷跡だけで綺麗に手術が出来ます。胃カメラは、検査に10分ほどで可能ですし、十二指腸や食道なども観察できます。更には、最先端の光学機器が付いているので、胃の粘膜の色調も調べる事が出来ます。炎症の状態を調べられるという胃カメラは、進化も多く成し遂げてきました。最初の頃は、管の先端に大き目のカメラが付いていて、医師が手元で一般のカメラのようにシャッターを押して撮影していました。撮影したフィルムを取り出して、現像するというカメラマン並みの方法で検査していたのです。管も直径が1cm以上もあるもので、喉の奥に通す時につっかえてしまっていました。

次に出た胃カメラは、ファイバースコープでした。管の直径が9㎜ほどになり、柔らかい素材になって曲げる事も少し簡単に出来るようになって喉にひっかかる事も少なくなりました。画像が少し悪いのがデメリットでした。今の胃カメラは、更に細くなって消化管の中もモニターを入れて確実に綺麗に画像を確認する事ができるようになりました。その画像を、大きな画面で多くの人が一斉に見る事が出来るようになったので、色々と相談したりできるようになったのです。患者さんも、自分で画像を見る事も出来て、医師が話しながら会話をする事も出来るのです。より患者さんも安心して、意見を言えるようにもなりました。画像処理もできて、色調の色も変える事も出来ます。画像を静止する事も出来るので、よく観察する事もできるようになってますます治療を確実にする事が出来るのです。